
僕は26歳で東京に上京した。
31歳でフリーランスのエンジニアとなった。
そして41歳で結婚した。
なぜ結婚できたのか不思議なくらいだ。
30代に何をしていたか
これまでの人生を振り返ると、やる気はあった。
自己啓発セミナーなどに多く通った。
自分が成功すると信じて疑わなかった。
単価の高い仕事にうぬぼれていた。
稼いだお金は、自己啓発セミナーや自己啓発系の書籍に消えていった。
30代のうちは、「いつでも結婚できる」と思っていた。
たいしてモテるわけでもないのに、本気で思っていたのだ。
仕事に時間を使う男こそがかっこいいのだと思っていた。
40代になってからの焦り
だがしかし、年を取るにつれて、エンジニアとしての技術力がおいつかなくなっていると感じはじめた。
そして、ストレスも強く、クライアントからの要求も増え続けるその状況を投げ出したくて、私はエンジニアの仕事をやめた。
結果、40歳になったときに何も持っていなかった。
遊んでいたらいつの間にか日が暮れた。
吹きすさぶ風。
しかしのんびりと、たそがれている暇なんてない。
40歳になって、貯金もない状態だ。
困った。
ない、というのは、控えめにいっているのでなく、本当にない。
じっとしていると家賃を払うお金がない。
とりあえずの仕事を何でもやるようになった。
売れるものはメルカリで売った。
絶望ライン工がうらやましい
余談だけど、YouTubeの「絶望ライン工チャンネル」というチャンネルでは、40歳になる非正規工場勤務の日常が紹介されている。
彼は時々、前職のスキルを活かして楽曲を発表する。
YouTubeに20万人のフォロワーがいる
しかも毎月少しづつ貯金をしている。
彼は冗談とも本気ともとれる真顔で「絶望」を連呼するが、40歳になったときの僕などは彼より何も持っていなかった。
40歳の彼の状況がうらやましい。
とにかく、そんな感じで私の愚かな30代は過ぎ去り、私は41歳まで結婚しなかったのである。